色の名前
花束や鉢物を包むとき、使う色んなペーパーやリボンを資材と呼んでいます。
資材選びはかなり楽しい作業で、ちょっとした買い物依存症のような気持ちになるのですが。
そういうときに、色見本というものを見る機会があります。
資材のカタログに小さく付いてくる、サンプル集のようなもの。
これがなんともいえず心躍ります。
同じ形に切り取られたサンプルがずらーっと並んでいて、おのおのの脇に色の名前が記されています。
色の名前。
絵の具やクレヨンみたいに、赤・青・黄色って書いてあることはまずなくて。
それぞれ素敵な名前がついてたりするのです。
ちなみに最近みた資材の色の名前は、「牡丹・薄藤・アプリコット・萌黄・いずみ・薄荷・空・
らくだ・わらび・銀鼠・青竹・さくら・はなだ・ススキetc...」ってね。
薄荷(ハッカ)なんて、透明な青?水色?白っぽくて、煤けた感じで、冷たい色?
ひといろで表せられないような名前。
もう、なんというか、端から全部揃えたくなりそうな気持ちを必死で抑えて、3色まで・・・いや5色まで・・・。と悶々としながら選ぶのでした。
手にするたびに違います。
水を含んだ生き物だから、なんとなくこないだと違うなと思うこともしばしば。
日々うつろう色も、それぞれにきれいです。
薄荷のような、ラムネのような、透明な水色の紫陽花を入れて、色んな白のグラデーションで束ねた花を、お誕生日にお届けしました。
お誕生日おめでとうございました^^
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